- 小学校のプログラミング教育で学べることはなにかな?
小学校のプログラミング教育で学べるものは、プログラミング言語ではなくプログラミング的思考です。
小学校を卒業したらプログラマーになれるわけではないんです!
小学校で学べるプログラミング的思考があると、
- 複雑な問題が起きても、自分で問題を解決できるようになります!
自分で問題解決をすることが出来るようになると、
- 新しい商品の開発ができ、誰かの役にたつ(新薬など)
- 売り上げの少ないお店の対策を考え、売り上げを上げれる(コンサルティングなど)
こんなことが自然と出来るようになるんです。
これからは、問題が発生した時にマニュアルや人に頼るのではなく、
- 自らが仮説を立てて、問題に取り組み
- 何らかの結果が出たら
- 結果を分析し
- より効果がでそうな他の仮説を立てる
という手順を、自らがやっていくことが求められる時代になります。
小学校で行われる「プログラミング教育のねらい」「学校で行う理由」「問題解決方法」について、詳しく紹介をしていきますね。
参考資料:これからの未来を生き抜くできる子の育て方 (洋泉社MOOK)
プログラミング教育のねらい
小学校でのプログラミング教育のねらいは、『プログラミング的思考』を育むことです。
例えば、ケーキを作るという課題に対して
- 材料を用意
- 材料を量る
- 材料を混ぜる
- ケーキをオーブンで焼く
というように作業を分解して、
- もっと効率よくケーキを焼く方法はないのか?
- もっとおいしいケーキを作るには?
など、よりよいものを考えることです。
なぜプログラミング教育を行うのか?
これから先、未曾有(みぞう)の出来事が多く起こるかもしれません。
2020年5月現在、私達は今までに体験したことのない状態におちいっています。
こういう時に必要となるのが問題解決力です!
今後よりいっそう、あらゆる情報を適切に選択・活用して問題を解決していくことが不可欠になってくるでしょう。
小学校で行われるプログラミング教育では、問題解決力を身に付けられるような授業が用意されています。
問題解決ってどうやるの?
今までにない問題を解決する方法は、答えがないので誰にもわかりません。
そこで、問題を解決する時にまずやることは、仮説を立てることです。
問題解決をする流れを紹介しますね!
- 仮説を立てて、問題に取り組み
- 何らかの結果が出たら
- 結果を分析し
- より効果がでそうな他の仮説を立てる
これらはトライ&エラーと呼ばれています。
仮説は多く立ててもいいのですが、
- 立てた仮説の中で最も結果がでそうなもの
- 簡単にできそうなもの
からはじめると、問題解決までの時間短縮にもなりますよね。
プログラミング教育で身につくのは問題解決力!プログラマーにはなれません|まとめ
小学校のプログラミング教育で学べるものは、プログラミング的思考です。
難しいプログラミング言語を学ぶわけではないので、残念ながら即プログラマーにはなれません。
プログラミング的思考が身につくと、自分で問題解決をすることが出来るようになります。
問題解決力がつくと、多くの方を救える可能性も出てくるのです。
- 新しい商品の開発ができ、誰かの役にたつ(新薬など)
- 売り上げの少ないお店の対策を考え、売り上げを上げれる(コンサルティングなど)
こうやってプログラミング的思考を身に付けて、少しでも誰かの役に立つ子供に育ってほしいですね。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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